2024/12/26

Taiwan Today

経済

台湾大学と清華大学の研究グループ、近赤外線OLEDで世界をリード

2016/12/15
国立台湾大学と国立清華大学の三つの研究グループが協力し、近赤外線有機発光ダイオード(OLED)の開発で大きな成果をあげた。写真は研究に当たったグループ。(中央社)
国立台湾大学(台湾北部・台北市)と国立清華大学(同北部・新竹市)の三つの研究グループが協力して開発した近赤外線有機発光ダイオード(OLED)は、自動車、医療、農業などの産業に応用された場合、大面積の高輝度発光で大変優れている他、低コストも実現する。研究成果は国際的な学術誌、「ネイチャーフォトニクス(Nature Photonics)」に掲載された。すでに米国と欧州、中国大陸で特許を出願中。
 
科技部(日本の省レベルに相当)が自然科学の研究を支援する「卓越領航計画(卓越ナビゲート)」、及び教育部(日本の文科省に類似)の「邁上頂尖大学計画(一流大学への邁進計画)」のサポートを受け、台湾大学化学科の周必泰教授、清華大学化学科の季昀教授、そして清華大学材料科学工学科の林皓武教授が合同で組織した研究グループは、「近赤外線(NIR)発光材料元素」の研究で画期的な成果をあげた。

この研究成果は11月28日、「ネイチャーフォトニクス」誌のネット版で発表された。

 

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