2024/12/27

Taiwan Today

経済

台湾食育協会、今年を「食育元年」に

2017/01/03
台湾の著名人らが組織した非営利団体「台湾食育協会」は2日、2017年を「食育元年」とすることを宣言した。同協会は、週に1品は自宅で料理を作ろうと呼び掛けている。写真は台湾南部・高雄市農業局が1日に実施した、エダマメの収穫を通して食育を行う「美濃好豆季」というイベントの模様。(中央社)
世界一のパン職人を決める「マスター・ド・ラ・ブーランジュリー(ベーカリーマスターズ)」のパン部門で1位を獲得し、「世界一のパン職人」と称される呉宝春さん、ドキュメンタリー映画『看見台湾(天空からの招待状)』を撮影した齊柏林(チー・ポーリン)監督など、台湾の著名人らが組織した非営利団体「台湾食育協会」が2日、2017年を「食育元年」とすることを宣言した。
 
同協会によると、台湾で近年、食に関する問題が相次いでいることを受け、同様の理念を持つ著名人が集まり、協会を立ち上げるに至った。これらの著名人は、マスコミ、農業、料理、教育、文化、法律、栄養、科学技術等の分野で活躍している。それぞれの分野における食に関する知識や経験を集めることで、食育、食の安全、飲食文化、環境教育を推進し、台湾住民の心身の健康を向上させることが主な狙い。
 
台湾食育協会はまた、「週五cooking night(金曜のクッキング・ナイト)」運動の推進を掲げており、愛を込めた料理を週に一品作ることで、自炊能力を高め、食料に対する自主権を確立しようと呼び掛けている。
 

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