2024/12/26

Taiwan Today

外交

蔡総統、国際情勢変動もホンジュラスとの関係は不変

2017/01/10
蔡英文総統(左)は9日、ホンジュラス共和国のエルナンデス大統領(右)と首脳会談を行った。会談後、記者会見を開催して会談の内容について説明した。両首脳は、ホンジュラス国民に対する台湾留学のための奨学金制度の拡充や、台湾からホンジュラスへの企業投資を促進させることなどで一致した。(中央社)
蔡英文総統は9日、ホンジュラス共和国のエルナンデス大統領と首脳会談を行い、ホンジュラス国民に対する台湾留学のための奨学金制度の拡充や、台湾からホンジュラスへの企業投資を促進させることなどで一致した。蔡総統は、「国際情勢は変動し続けているが、中華民国(台湾)とホンジュラス共和国の助け合いの心はこれまでと同様、変わることはない」と述べた。
 
蔡総統とエルナンデス大統領は会談後、記者会見を開催して会談の内容について説明した。それによると蔡総統は、エルナンデス大統領夫妻の台湾に対する変わらぬ支持と友情に対して感謝すると共に、2016年1月に行われた台湾の総統選挙で、蔡総統の当選が確定して最初に受け取った祝賀のメッセージが、エルナンデス大統領からのテレビ電話によるものだったと明らかにした。
 
蔡総統はまた、エルナンデス大統領の指導の下、この国が見せる強さ、繁栄、活力などに、深い感銘を受けたと述べた。また、エルナンデス大統領と同様に、ホンジュラス国民に対する台湾留学のための奨学金制度を拡充させる必要性を感じていると指摘した。エルナンデス大統領によると、この奨学金制度の一部はホンジュラスの基金が支援しているもの。蔡総統は、台湾はより多くの機会と奨学金をホンジュラスの若者に与え、彼らが台湾で留学したり、技術訓練を受けたりできるようにし、ホンジュラスの将来の産業と経済の発展を助けていきたいと述べた。
 
蔡総統はまた、中華民国がホンジュラスの産業、技術、教育など重要な分野における発展の過程に携わることができてうれしく思うと述べ、今後もホンジュラスと共に努力し、より多くの成果を共に作り上げていきたいと期待を寄せた。
 

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