台湾桃園国際空港（台湾北部・桃園市）は、インターネット上のアンケート調査「世界のよく眠れる空港ランキング」での順位は10位にとどまっているものの、少なくとも8か所の快適な休憩スペースが設置されている。
桃園国際空港は、インターネット上のアンケート調査「世界のよく眠れる空港ランキング」では10位だった。飛行機の搭乗、乗り継ぎ、遅延、欠航、または深夜便に搭乗するときに休む場所がなく、翌日直接出発しなければならなかったり、空港で一夜を過ごす場合でも、桃園国際空港には、無料の休憩エリアがあるということが大手旅行検索サイト「スカイスキャナー（Skyscanner）」で紹介されている。
桃園国際空港の休憩エリアは以下の通り。
1.各搭乗待合室のリクライニングチェア：すべての搭乗待合室には乗客が休めるようリクライニングチェアが設置されている。
2.第1ターミナルの乗り継ぎエリアで映画を放映：第1ターミナル中央エリアの休憩スペースには、不定期で旅客に向けた無料の映画放映を行っている。
3.第1ターミナルの乗り継ぎエリア：第1ターミナルの乗り継ぎエリアでは食事や休憩も快適に行えるだけでなく、比較的旅客が少ないのも特徴。空港の中で最も広くて、座り心地のいいソファが置かれている。
4.第1ターミナル3階A8、B7ゲート付近の電子図書室：インターネット接続を完備しており、ここから飛行機の離着陸を鑑賞することもできる。
5.第2ターミナル3階のリクライニングチェア：外からは目立たないように10台のリクライニングチェアを設置。すべてのリクライニングチェアの後方に低い壁を設けて、利用者のプライバシーを守っている。
6.第2ターミナル3階D1ゲート付近のスポーツジム：各種のトレーニングマシーンが無料で使用できるとともに、ソファのある休憩エリアで横になることも可能だ。
7.第2ターミナルD3ゲート付近のマッサージチェア：10のマッサージチェアが設置されている。免税店はすぐそばにあり、免税店で消費すれば、15分～20分間の無料マッサージが受けられる。さらに、回数にも限りがない。
8.無料のシャワー室：第1ターミナル1階と2階、第2ターミナル1階と4階で、無料のシャワー室を開放している。15分～30分間、温水のシャワーが浴びられるだけでなく、ボディソープやシャンプー、ドライヤーも備えている。