2024/09/29

Taiwan Today

観光

英タイムズ紙の記者、美食家に台北旅行を推薦

2017/11/24
イギリスの日刊紙、「タイムズ」が美食家たちに台北旅行を推薦。また、チャイナエアラインの台北-ロンドン路線再開後、台北に向かうイギリス人旅行者は増えると予想した。写真はコンテナバザー。(台北市サイトより)
イギリスの日刊紙、「タイムズ(The Times)」の記者が、美食家たちに台北旅行を推薦した。この記者はまた、チャイナエアライン(中華航空)が台北-ロンドン路線の運航を再開することで、台北に向かうイギリス人旅行者が増えると予想している。
 
「タイムズ」の記者、Will Hideさんはこのほど紙面で、昨年台湾を訪れたイギリス人が6万人に満たないことを指摘して、台湾はイギリス人旅行者の「レーダー範囲」にないとの見方を示した。台湾に近い香港には年間で60万人近いイギリス人旅行者が訪れているという。Hideさんはしかし、今年12月1日にチャイナエアラインがイギリスのロンドン・ガトウィック空港と台北を結ぶ直行便の運航を再開したならば、この状況に変化が生まれるのではと指摘した。
 
Hideさんは、台北にはオーストラリアのシドニー、ブリスベン、ニュージーランドのオークランドに向かうフライトが毎日あり、これらを訪れるイギリス人旅行者にとって台北は経由地になる他、「特にあなたが中華料理好き、食べることが好きならば」、そこはグルメに満ちた乗り継ぎ地点になると強調した。
 
Hideさんは、「時差の関係か、それとも機内に12時間もいたからかわからないが」と前置きした上で、自分は「臭豆腐(豆腐の加工食品。臭いが特徴)」、「韭菜盒子(ニラたっぷりのお焼きのようなもの)」、「牛肉麺(煮込み牛肉の入った汁そば)」、「蚵仔煎(カキの入ったオムレツ風のもの)」、「豬血糕(豚の血に浸したもち米を固めて蒸したもの)」などをとてもおいしく感じたと説明。Hideさんはまた、松山文創園区(文化クリエイティブパーク)、下町の大稲埕を訪れた他、象山に登って世界有数の超高層ビル、台北101を間に何も遮るものが無い状態で観賞、夕日をバックに「自撮り」している。
 
さらにHideさんはイギリス人旅行者に国立故宮博物院を推薦。国民党が1949年に中国大陸から台湾に渡って来た時に持ち込んだ歴史的な文物を鑑賞できると紹介すると共に、中国大陸からやって来る大勢の参観者を避けるためには正午の昼食時間を利用するか、金曜日と土曜日の夜の営業時間(午後6時半から9時まで)に訪れるといいとアドバイスした。
 
この文章では、台北市内の信義開発エリアにあるファッショナブルでトレンディなCOMMUNE A7コンテナバザーは「バーとグルメの野外スペースだ」と紹介、「つまり台北ではどこでも飲み食いすることになる。全てがおいしく、値段もリーズナブルなのでそうならざるをえないのだ」と説明した。
 
Hideさんはそして、来年ロンドンにも進出する鼎泰豊(小籠包の有名レストラン)は台北にいくつか店舗があると紹介、自らお昼時に小籠包を食べに行った体験談を披露した。Hideさんは結局50分も待つことになったとしながらも、「それだけの価値があるのかって?何を言っているんだ、あるに決まっているだろう!」と結んでいる。
 
 

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