2024/11/25

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政治

台湾が購入したアストラゼネカ製ワクチン52.4万回分、台湾に到着

2021/08/13
台湾が英アストラゼネカ社から購入した新型コロナウイルスワクチン52.4万回分が12日午後3時25分ごろ、台湾に到着した。これにより、台湾に届いた海外製ワクチンは累計1,000万回分を突破した。(蔡英文総統フェイスブックより)
台湾が英アストラゼネカ社から購入した新型コロナウイルスワクチン52.4万回分が12日午後3時25分ごろ、台湾に到着した。台湾が同社から購入し、台湾に到着したワクチンはこれで5回目、累計約241万回分となる。
 
台湾における新型コロナウイルスの感染拡大が収束に向かう中、政府はワクチン接種を依然加速させている。世界でワクチン供給が不足する中、台湾が英アストラゼネカ社から購入したワクチン約52.4万回分が、中華航空(チャイナエアライン)CI834便でタイ・バンコクから台湾の桃園国際空港(台湾北部・桃園市)に届けられた。
 
中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)は昨年10月30日に、英アストラゼネカ社と新型コロナウイルスワクチン1,000万回を購入する契約を交わした。そのうち現在までに台湾に到着したワクチンは今回を含めて5回、累計241万回分となる。内訳は3月3日11.7万回分、7月7日62.6万回分、7月15日56万回分、7月27日58.2万回分、そして今回の5回目、約52.4万回分となる。
 
今回届いたワクチンはマルチドーズバイアル(10回接種分/1バイアル)で、摂氏2度から8度の環境で保存することができる。有効期限は12月31日となっている。
 
蔡英文総統は同日夜、自身のフェイスブックを通して、台湾に届いたワクチン(アストラゼネカ製、モデルナ製)が、海外諸国からの供与分を含め、これで累計1,000万回分を突破したことを明らかにした。そして、「世界でワクチンの供給不足が発生する中、数か月という短い期間に1,000万回分のワクチンを獲得し、1日の国内新規感染者数を1ケタ台にまで抑え込むことができた。これは容易なことではない。すべての検疫スタッフ、外交スタッフ、感染症対策に協力してくれたすべての台湾人、それに海外諸国の支援に心から感謝したい」とつづった。
 

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