2024/09/20

Taiwan Today

政治

日本が台湾へ5回目のワクチン供与決定、今回は50万回分

2021/09/15
日本が台湾へ5回目となる新型コロナウイルスワクチンの供与を発表したことを受け、蔡英文総統は自身のツイッターに日本語で感謝メッセージを投稿した。(蔡英文総統のツイッターより)

日本の茂木敏充外相は14日午前、台湾に対して、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン50万回分を追加供与することを発表した。日本政府は、共に新型コロナ対策を強化するための支援としている。日本から台湾へのワクチン供与はこれが5回目となり、これまでの供与分を合わせると計390万回分となる。外交部(日本の外務省に相当)は、日本からの度重なる支援に対して、中華民国(台湾)政府及び市民を代表して、改めて心からの謝意を示した。

日本と台湾が、公衆衛生の分野で密接に協力しながら互いに支え合う関係は、「まさかの時の友こそ真の友」の証とも言える。台湾は2020年、日本へマスクなど防疫物資を寄贈し、共に新型コロナ感染拡大防止に努めている。これに対して日本は、かねてから台湾の世界保健機関(WHO)参加に対して、実際の行動をもって支持している。参議院は6月、本会議で台湾のWHO参加を全面的に支持する決議を全会一致で可決した。菅義偉首相は、主要7カ国首脳会議(G7サミット)の会合で、台湾のWHO総会へのオブザーバー参加を支持すると表明した。このようにして、台湾と日本は、大きな脅威や問題に直面しても、互いに援助の手を差し伸べ、固い友情で結ばれていることを示してきた。中華民国政府は、効果的な新型コロナ感染防止において、継続的に台湾を支援する日本に深く感謝し、双方が引き続き協力することで、新型コロナを収束させ、困難を乗り越えることができるという強い信念を持っている。

台湾と日本は、自由、民主主義など基本的な普遍的価値観を共有し、様々な分野で緊密に連携している重要なパートナー及び友人関係にある。台湾は、このような両国の固いパートナーシップのもと、今後も友好関係をさらに深化させ、公衆衛生や防疫対策に関する交流促進や、一丸となって新型コロナまん延防止に努めて、人類の健康と安全を守る考えである。

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