2024/09/18

Taiwan Today

政治

台湾製ワクチン、ソマリランドへ15万回分供与

2021/12/29
台湾製ワクチンの供与に関する協議書に調印した台湾駐ソマリランド代表処の呉鎮祺臨時代理代表(写真右)とソマリランドのHassan Mohamed Ali Gafadhi保健相(写真左)。

依然として収束の見通しが立たない新型コロナウイルス感染症は先月、南アフリカで最初に検出されたオミクロン変異株によって、アフリカでの感染者数が急増している。そのような中、中華民国(台湾)政府は、新型コロナの脅威に立ち向かい、実践的な行動で友好国における感染防止を支援するため、アフリカ東部ソマリランドに台湾のワクチンメーカー、高端疫苗生物製剤(メディゲン・ワクチン・バイオロジクス)製の新型コロナワクチン15万回分を供与することを決定した。さらなる感染拡大を阻止できるよう援助する。ソマリランドにおける中華民国の代表機関、台湾駐ソマリランド代表処の呉鎮祺臨時代理代表は27日、ソマリランドのHassan Mohamed Ali Gafadhi保健相とワクチン供与に関する協議書に調印した。

これに先がけソマリランド保健省は、同国の関連衛生法及び政策に基づき、高端製ワクチンに対する緊急使用許可(EUA)を承認した。

台湾は引き続き、世界の公衆衛生や防疫対策に関心を寄せ、国際社会と協力して、世界の健康問題解決に意欲的に取り組む。台湾は、衛生福利部(日本の厚労省に類似)によるコロナ禍における取り組み「すべての人の健康のために、台湾はお手伝いできます(Health for All, Taiwan Can Help)」という姿勢で、今後も友好国や国際社会の防疫メカニズム強化を推進し、国際的な防疫に関連する協力関係を深めていくとしている。

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