2024/09/20

Taiwan Today

政治

台湾がベルギーのフランデレンと協力了解覚書を締結、連携深める

2022/01/21
台湾が19日、ベルギーのフランデレン地域政府と「協力了解覚書」を締結。双方がすでに結んでいた六つの協定や覚書を統合し、より行き届いた協議メカニズムを確立するものだという。写真は覚書にサインする外交部の曽厚仁政務次長(左)。右のモニターではベルギー側の会場が映し出されている。(外交部)
台湾が19日、ベルギーのフランデレン地域政府と「協力了解覚書(Memorandum of Understanding on Cooperation between Governments of Taiwan and Flanders)」を締結した。フランデレンはベルギーを構成する三つの地域の一つで、フランダースとも呼ばれる。覚書には中華民国外交部(日本の外務省に相当)の曽厚仁政務次長(副大臣)とベルギー・フランデレン政府の「主席府(Chancellery)」と「外事部(Foreign Office)」のJulie Bynens事務局長がリモート方式でサイン。同覚書は即日発効した。締結式にはフランデレン側の会場で中華民国(台湾)の蔡明彦駐EU兼ベルギー代表(大使)が立ち会ったほか、双方の関係省庁の関係者らも列席した。
 
この覚書は台湾とフランデレン地域の間で結ばれていた投資、再生可能エネルギー、教育、就業及び職業訓練、公衆衛生及び科学分野などでの六つの協定及び覚書を統合し、双方のより行き届いた協議メカニズムを確立するもの。今後は双方の協力項目の進捗状況を定期的に検証すると共に、デジタル経済やネットワークセキュリティなど互恵の分野へも連携を拡大する。それにより、それぞれの優位性、ならびに補完し合える分野に対するコンセンサス、そして連携を引き続き深めていく決意を示していく。
 
 

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