2024/09/20

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女子サッカーアジアカップで台湾は惜敗、ワールドカップ出場権は来年2月に最後の挑戦

2022/02/07
サッカーの国際大会「AFC女子アジアカップ」がインドで開催され、6日のプレーオフ最終戦で台湾はベトナムに惜敗。ワールドカップに出場出来るかどうかは来年2月に持ち越された。写真は6日の対ベトナム戦後半開始早々に同点に追いつき、喜ぶ台湾の選手たち。(蔡英文総統のフェイスブックより)
サッカーの国際大会「AFC女子アジアカップ」がインドで開催され、6日に行われたプレーオフ最終戦で台湾はベトナムに1-2で惜敗。2023年のワールドカップへの出場権は来年2月の大陸間プレーオフで獲得を目指すことになった。
 
「AFC女子アジアカップ2022」は「FIFA女子ワールドカップ2023」の予選を兼ねており、台湾はこの日ベトナムに勝つか引き分ければ32年ぶりの出場権を獲得出来たが、メンバー7人が新型コロナウイルスに感染、そのうち陳燕萍選手は試合前の検査で陰性が確認されたことでプレイ出来たものの、ほかの6人は出場がかなわず残念な結果となった。
 
試合開始7分、コーナーキックを得たベトナムは逆サイドのゴールポスト付近からのヘディングシュートで先制。前半を1点リードされて折り返した台湾は後半開始早々、蘇育萱選手が相手側のペナルティエリア内でのシュートを決めて同点に追いついた。しかし台湾はすぐさまベトナムの反撃に遭遇、ペナルティエリアでロングパスを受けたベトナムの選手が振り向きざまに放ったシュートで再びリードを許し、そのまま1-2で敗れた。
 
これによりベトナムは「FIFA女子ワールドカップ」出場権を初めて獲得。台湾はまだ望みを絶たれたわけではなく、来年2月にニュージーランドとオーストラリアで行われる大陸間プレーオフにまわることになった。9チームが最後の3つの出場枠を争う。
 
なお、新型コロナ感染が確認された7人の選手は4日の時点でいずれも軽症だった。外交部(日本の外務省に相当)、教育部(同文部科学省に類似)、交通部(同国土交通省に類似)及び駐インド台北経済文化中心では8日までに感染者を含む選手全員を専用機で帰国させることにしている。
 
また蔡英文総統は6日夜、自身のフェイスブックに、「台湾の女子サッカーチームのネバーギブアップ精神は世界一のレベルだ!政府は専用機をインドに派遣し、選手やコーチ、サポートチームが出来るだけ早く台湾に戻り、ゆっくりと休めるようにする」と投稿した。
 
 

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