2024/06/30

Taiwan Today

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2/17は新たに14人が新型コロナウイルスに感染、うち10人は同じクラスター

2022/02/18
中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)は17日、台湾で新たに14人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。そのうち最も多かったのが、16日に感染が確認された不動産営業の50代女性(症例番号19859)に関連する感染者。写真はその関連図。ピンク色が17日の新規感染者を示す。(中央感染症指揮センター)
中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)は17日、台湾で新たに14人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。また、海外からの入国者による感染は54人(空港検疫30人含む)、新型コロナウイルス感染による死者はゼロだった。
 
17日の国内新規感染者の内訳は5歳未満から90代までの男性5人、女性9人。詳細は以下のとおり。
 
【不動産営業関連のクラスター/10人】
17日の国内新規感染者14人のうち、最も多かったのが16日に感染が確認された不動産営業の50代女性(症例番号19859)に端を発する職場及び家庭内でのクラスターだった。内訳は2人が症例番号19859の両親。残る8人は一緒に食事をしたり、カラオケに行った仲間など。
 
中央感染症指揮センターによると、13日に感染が発表された新北市在住のデザイナー(症例番号19665)はゲノム解析の結果、今年1月に桃園国際空港で発生したクラスターと同じウイルスであることが判明した。また、衛生当局の調べで、このデザイナー(症例番号19665)と、不動産営業の50代女性(症例番号19859)の同僚が同じ時間帯に同じレストランに居合わせていたことが分かった。中央感染症指揮センターの陳時中指揮官は、Ct値から見て不動産営業の50代女性(症例番号19859)とその両親の一家がクラスターの感染源で、そこから新北市在住のデザイナー(症例番号19665)に感染を広げた可能性が高いと見ている。
 
【飲料店「老江紅茶牛奶」の店員関連/1人】
14日に感染が発表された高雄市鳳山区の飲料店店員(症例番号19733、20代男性)に関連して、その交際相手の感染が確認された。症例番号19733と同じ日に検体検査を行っていたが、そのときは陰性だった。隔離を受けていたが、最近になって症状が出たためPCR検査を受けたところ陽性と判明した。
 
【桃園国際空港勤務の警察官関連/1人】
15日に感染が確認された桃園国際空港勤務の警察官に関連して、隔離を受けていた台湾北部・台北市北投区在住の娘1人の感染が確認された。
 
【高雄市の採石場関連/2人】
クラスターが発生している高雄市の採石場関連でも新たな感染者が出た。採石場従業員の症例番号19580と19584は旧正月期間中、苗栗(台湾北西部)を訪れて叔母(症例番号19622)に感染させていたが、17日は症例番号19622と同居する義父母の感染も確認された。いすれもすでに隔離対象となっていた。
 

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