中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)によると、18日(金)から20日(日)までの期間、台湾における新型コロナウイルスの国内新規感染者はそれぞれ16人、8人、4人だった。
【2月18日】
そのうち18日は、国内新規感染者16人のうち、15人が某宗教団体で発生したクラスターに関連するものだった。残る1人は高雄市の石油精製工場、飲料店「老江紅茶牛奶」のクラスターに関連するもので、新たに台南市在住の小学生児童1人の感染が明らかになった。海外からの入国者による感染は51人で、新型コロナウイルス感染による死者はいなかった。
【2月19日】
19日の国内新規感染者は8人、海外からの入国者による感染は65人だった。新型コロナウイルス感染による死者はいなかった。なお、15日に感染が確認された桃園国際空港勤務の警察官について感染源が判明した。中央感染症指揮センターの陳時中指揮官によれば、この警察官は今月10日に空港内でインドネシアから入国した学生と接触していた。この学生が新型コロナウイルスに感染しており、ゲノム解析の結果、2人の塩基配列が完全に一致したことから、感染経路の特定に至った。
【2月20日】
20日の国内新規感染者は、20代から40代までの男性2人、女性2人の計4人だった。居住地は台北市、新北市、桃園市、台南市。海外からの入国者による感染は66人(空港検疫24人含む)だった。新型コロナウイルス感染による死者はいなかった。