2024/09/20

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政治

高雄市、パラオ共和国にサージカルマスクなど防疫物資を供与

2022/02/23
高雄市(台湾南部)はこのほど、サージカルマスク1万800枚とN95マスク1,440枚、それに新型コロナウイルスの抗原検査キット2,000点などの防疫物資を、新型コロナウイルスの感染が拡大しているパラオ共和国に供与した。写真は在台湾パラオ大使館のDilmei L. Olkeriil駐台大使。(高雄市サイトより)
中華民国(台湾)と正式な外交関係を持つパラオ共和国で新型コロナウイルスの感染が拡大している。高雄市(台湾南部)はこのほど、同市に本社を多くマスクメーカーの南六企業股份有限公司と、同市に支社を置く保吉生化学股份有限公司の協力を得て、サージカルマスク1万800枚とN95マスク1,440枚、それに新型コロナウイルスの抗原検査キット2,000点をパラオ共和国に無償供与した。
 
中華民国(台湾)とパラオ共和国は1999年に国交を樹立した。それ以来、両国は良好な関係を維持しており、医療、観光、農業・水産業などの分野で緊密な交流を展開している。パラオ共和国はこれまで、重要な国際会議などで繰り返し台湾のために発言し、台湾への揺るぎない支持を示している。パラオ共和国のスランゲル・ウィップス大統領は昨年9月の国連総会の一般討論でも台湾支持を強く表明。世界の感染症対策において台湾がリーダーシップをとっていることとその貢献を高く評価した。
 
高雄市は昨年9月、パラオ最大の都市であるコロールと姉妹都市協定を結んだばかり。そのパラオ共和国で今年に入ってから新型コロナウイルスの感染が急速に広まっていることから、高雄市は地元の企業の協力を得て、サージカルマスク、N95マスク、新型コロナウイルスの抗原検査キットなどを集め、パラオ共和国に無償供与することを決めた。
 
これらの物資は在台湾パラオ大使館に届けられ、Dilmei L. Olkeriil駐台大使がパラオを代表して受け取った。
 

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