2024/09/20

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政治

外交部の呉釗燮部長、セントルシア大使に「大綬景星勲章」

2022/03/08
外交部の呉釗燮部長(=外相。右)は7日、蔡英文総統の代理として、まもなく帰任するセントルシア大使館のエドウィン・ローラン大使(左)に「大綬景星勲章」を授与した。ローラン大使は2018年6月に着任。今月11日に帰任する。(外交部)
外交部の呉釗燮部長(=外相)は7日、蔡英文総統の代理として、まもなく帰任するセントルシア大使館のエドウィン・ローラン(H.E. Edwin Laurent)大使に「大綬景星勲章」を授与し、中華民国(台湾)とセントルシアの関係強化への寄与を称えた。勲章伝達式には、各国の外交使節やローラン大使と親交のある各界の友人などが出席した。
 
呉部長は伝達式の冒頭で、ローラン大使が2018年6月の着任から4年近く、中華民国(台湾)とセントルシアの関係強化のため全力で取り組んできたことを称えた。呉部長によると、ローラン大使は双方の政府要人の相互訪問や各分野の交流・協力促進に積極的に取り組むと同時に、さまざまな文化活動の開催を通して、両国民の相互理解と友好を深めてきた。
 
これに対してローラン大使は、大使就任以来、各方面から得られた協力や友情に感謝するとした上で、この「大綬景星勲章」は中華民国(台湾)とセントルシアの揺るぎない友情と助け合いの協力関係を象徴するものだと述べた。また、両国は同じく民主主義、自由、法の支配という基本的価値を共有しており、国際安全保障、国際貿易、気候変動から新型コロナウイルスに至るまで、いかなる課題や脅威に直面しても、これからもさらに緊密に連携し、一致団結して取り組んでいくだろうと述べた。
 
外交部が7日に発表したニュースリリースによると、博学で外交経験も豊富なローラン大使は着任以来、各方面で人脈を広げてきた。また、大学などを訪問しては台湾の学者や学生たちと交流を深め、セントルシアの文化というソフトパワーを通して、台湾の人々がセントルシアへの理解を深めるための一翼を担ってきた。
 
ローラン大使は今月11日に離任する。
 

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