2024/05/03

Taiwan Today

外交

蔡総統、各国の駐台使節による「国際女性デー」祝う昼食会に出席

2022/03/15
蔡英文総統(中央)が14日、各国の駐台使節による国際女性デーを祝う昼食会に出席。ジェンダー平等や女性のエンパワーメント促進のため、引き続き互いに学び合う必要性を強調した。(総統府)
蔡英文総統が14日、各国の駐台使節による国際女性デー(3月8日)を祝う昼食会に出席した。あいさつに立った蔡総統は、みなの勇気と努力、ならびに国際社会のパートナーたちのサポートにより、台湾はジェンダー平等と女性のエンパワーメント促進のリーダーになっているとし、この面で台湾がアジア1位、世界6位の評価を受けていることを指摘した。蔡総統は、政府や民間社会、ビジネス界などその分野にかかわらず、ますます多くの女性が従来の枠を打ち破り、キーパーソンとしての役割を演じていることを誇りに感じると述べた。その一方で蔡総統は、台湾、台湾がある地域、さらには全世界でまだ進歩の余地と克服すべき障害があるとし、参与と協力によって目標を実現するため引き続き互いに学び合う必要性を強調した。
 
蔡総統は、台湾はオーストラリア、米国、日本など理念の近い国々との協力メカニズムを積極的に構築、「APEC女性及び経済のためのサブファンド(APEC Women and the Economy Sub-Fund)」や「2X Women’s Initiative」(中国語では「婦女倍速計画」)などを例に、ジェンダー平等の実現に努力していると説明。また、ここ数年は「グローバル協力訓練枠組み(GCTF)」を通じて米国、日本、オーストラリアなどと、女性のエンパワーメントをテーマに国際シンポジウムを重ねてきたことに触れた。
 
蔡総統は、台湾は他国の経験を学ぶだけでなく、自分たちの経験も喜んで国際社会と共有すると強調。「台湾ジェンダー平等ウィーク」の一連のイベントはまさに我々が女性のエンパワーメントを推進してきた成果を説明し、女性のエンパワーメント、気候の権利、持続可能な発展、及びその他共通の優先課題の重要なプラットフォームであることをみなに知らせるものだと述べた。
 
最後に蔡総統は、理念の近いパートナーたちすべての、台湾におけるジェンダー平等促進の努力に対する支持に感謝すると共に、今後のより緊密な連携に期待した。
 
この昼食会には、原住民族委員会(先住民族委員会=日本の省レベル)の林碧霞(Afas)副主任委員(副大臣)、セントクリストファー・ネービスのジャスミン・エリゼ・ハギンス(Jasmine Elise Huggins)大使、オーストラリア弁事処(台湾におけるオーストラリア大使館に相当)のJenny Bloomfield代表、米国在台協会台北事務所(AIT/T、台湾における米国大使館に相当)のサンドラ・オウドカーク(Sandra Oudkirk)所長、マーシャル諸島共和国のNeijon Rema Edwards大使、ホンジュラスのEny Yamileth Bautista Guevara大使、ルクセンブルク台北弁事処のTania Berchem処長、マレーシア友誼及び貿易センターのSharon Ho Swee Peng代表、ベリーズのCandice Pitts大使、セントビンセント及びグレナディーン諸島のAndrea Clare Bowman大使、ツバルのLimasene Teatu大使、パラオ共和国のDilmei Louisa Olkeriil大使らが出席した。
 
 

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