2024/09/20

Taiwan Today

政治

米・豪・英・加・日が共同プレスリリースで台湾のWHO参与などを支持、外交部が感謝

2022/05/23
米・豪・英・加・日の駐台機構が共同プレスリリースを発表し、台湾のWHOへの有意義な参与とWHO総会オブザーバー参加を支持。外交部はこれに謝意を表した。(外交部)
理念の近い国々が台湾に設ける海外機関が共同プレスリリースを発表し、台湾のWHO(世界保健機関)への有意義な参与、ならびにWHO総会(WHOの年次総会、WHA)へのオブザーバー参加に対する支持を改めて表明。これを受けて中華民国外交部(日本の外務省に相当)は21日、感謝のプレスリリースを発表した。以下、同プレスリリースの内容。
 
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米国在台協会(AIT)、オーストラリア駐台弁事処、イギリス在台弁事処、カナダ駐台北貿易弁事処、日本台湾交流協会が21日、共同プレスリリースで、台湾のWHO(世界保健機関)への有意義な参与、ならびにWHO総会(WHOの年次総会、WHA)へのオブザーバー参加に対する支持を改めて表明した。
 
同プレスリリースでは、第75回WHO総会の開幕が迫る中、台湾は依然としてかなりの程度で全世界の公衆衛生体系から排除されているとした上で、台湾の専門家たちが新型コロナウイルスの市中感染に全力で立ち向かっている今この時に台湾のWHO総会参加を阻むことは、台湾のこうした努力を限りあるものにしてしまうほか、全世界の健康安全保障をも損なうものだと指摘。そして、台湾がWHOのフォーラムや技術会議に有意義に参加することが出来れば、台湾の2,400万人と全世界が恩恵を受けることになるだろうと訴えた。また台湾における公衆衛生の安全保障面での実績は称賛に値するものだとし、新型コロナが広がり始めた初期に台湾が世界各国・地域にウイルスに対する個人用防護装備を提供したこと、ならびに世界で進められるワクチンの研究開発の努力に少しでも貢献したいと願い、ワクチン開発を続けていることを説明した。
 
パンデミックの発生以来、台湾が具体的な行動で医療衛生面でのプロフェッショナルな実力を発揮し、我が国での感染対策の経験を積極的にシェアし、貢献してきたことは国際社会から認められている。第75回WHO総会の開幕を控え、米国、オーストラリア、イギリス、カナダ、日本の5カ国はその駐台機関の共同プレスリリースという実際の行動で台湾のWHO及びWHO総会への参与を強く支持した。外交部は各国の真摯な友情に心から感謝すると共に、WHOに対して速やかに台湾の参与を受け入れるよう呼びかける。
 
 

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