2024/09/20

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政治

蔡英文総統、2022年台北国際コンピュータ見本市開会式に出席

2022/05/25
アジア最大規模を誇るICT見本市、2022年「台北国際コンピュータ見本市(COMPUTEX 2022)が24日にスタートした。COMPUTEXは今年で41年目を迎える。開会式に出席した蔡英文総統は、ハイテク産業の次の「黄金の10年」を築き上げていきたいと意気込みを見せた。(総統府)
アジア最大規模を誇るICT見本市、2022年「台北国際コンピュータ見本市(COMPUTEX 2022)が24日にスタートした。開会式には蔡英文総統も出席し、今年のCOMPUTEX及び同時開催されるInnoVEXの出展製品から厳選された第20回「Best Choice AWARD」の金奨(=金賞)及び年度大奨(=年度グランプリ)の受賞者に対し、自ら賞の授与を行った。
 
蔡英文総統は開会のあいさつで、COMPUTEXは41年の歴史を持ち、台湾のICT産業とともに成長してきただけでなく、世界のハイテク産業にとって重要な貿易のプラットフォームにもなっていると指摘。主催の中華民国対外貿易発展協会(TAITRA、日本での名称は台湾貿易センター)と台北市電脳公会(TCA、台北市のICT業者による同業者組合)が、この見本市を通して台湾のICT産業の実力を世界に知らしめ、台湾の企業が海外市場と結びつきを持てるよう協力してきたとして感謝した。
 
蔡英文総統はまた、先人の努力によって、台湾のハイテク産業の実力はどんどん向上しており、これからも官民一丸となって産業のデジタルトランスフォーメーションを推進し、それによる経済発展を促し、ハイテク産業の次の「黄金の10年」を築き上げていきたいと意気込みを見せた。
 
TAITRAの黄志芳董事長によると、今年のCOMPUTEXはリアル(対面式)とオンラインのハイブリッド開催となる。対面式の開催は、実に2年ぶりのこと。新型コロナウイルスの感染拡大が依然深刻なことから、TAITRAは今年もさまざまなデジタルツールを使ったプラットフォームを用意し、世界各地のバイヤーが台湾企業と接触できるよう協力している。今回の見本市で、台湾企業とのオンライン商談会を希望する海外バイヤーは、世界100か国近く、3,000社に上る。
 
TAITRAが発表した資料によると、事前参観登録を済ませているバイヤーの国別内訳は(1)アメリカ、(2)ドイツ、(3)ブラジル、(4)日本、(5)中国、(6)ベトナム、(7)インド、(8)シンガポール、(9)ナイジェリア、(10)インドネシアの順となっている。
 

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