2024/11/13

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新型コロナウイルス、家庭用抗原検査キット陽性で医師が感染診断へ

2022/05/26
26日以降、家庭用抗原検査キットの結果が陽性であれば、医師の確認を経て新型コロナウイルス感染と診断される。写真は台北市内の薬局で抗原検査キットを買い求める人々。(中央社)
中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)はきょう(26日)から、新型コロナウイルス(COVID-19)の診断定義を改める。これにより、すべての年齢、エスニシティを対象として、家庭用抗原検査キットの結果が陽性であれば、医師の確認を経て感染と診断される。これまでは、PCR検査でも陽性が出なければ感染と診断されなかった。
 
中央感染症指揮センターの荘人祥報道官は25日午後の記者会見で、「新型コロナウイルスの国内新規感染者が高止まりしており、台湾全土で大規模流行の段階に入ったと判断した」と説明。感染対策とPCR検査のキャパシティを維持し、且つ感染後に深刻な合併症を発症したり、亡くなったりする高リスク層に、迅速に抗ウイルス薬を投入して病状悪化のリスクを低減するのが診断定義見直しの理由だと説明した。
 
これにより、家庭用抗原検査キットで陽性が出た場合、医師の確認があれば、あるいは医療従事者が家庭用抗原検査キットで検査をして陽性が出た場合は感染と診断することができる。この新たな制度はきょう(26日)からスタートする。
 
家庭用抗原検査キットで陽性が出た場合、オンライン診療を予約するか、地域に設置された検査場、医療機関(地域の衛生所を含む)などへ赴き、現場の医師に検査キットの結果を確認してもらう必要がある。その際の注意事項は以下のとおり。
 
一、自身で簡易検査を行い陽性が出た場合、陽性が出た検査キットの表面に、被検者の氏名と検査日時を記入する。
二、陽性が出た検査キットと健康保険証を並べて写真を撮る。
三、医療機関へ赴いて医師の判断を仰ぐ場合、検査キットを密閉袋に入れて持参する。
四、オンラインあるいは現場の医師に判断を仰ぐ場合は、医師の求めに応じて陽性が出た検査キットを提示する。
五、外出時は必ずマスクを着用し、公共交通機関は利用しない。自分で車やオートバイを運転したり、徒歩で医療機関へ赴くことも可能。家族や友人に送迎してもらう場合は、双方が全行程においてマスクを着用すること。
 

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