カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国のG7（主要7か国）外相並びに欧州連合（EU）外務・安全保障政策上級代表は4日、「台湾海峡の平和及び安定の維持に関するG7外相声明」を発表し、中国の実弾射撃演習及び経済的威圧が不要な緊張を高め、地域を不安定にさせる危険があると指摘した。また、「各国はルールに基づく国際秩序や、台湾海峡及びその他の地域の平和と安定を維持するという共通のコミットメントを再確認する」とした上で、武力によって地域の現状を一方的に変更せず、両岸の相違を平和的手段で解決するよう中国に求めた。外交部は、G7各国及びEUが一致した行動により、台湾海峡の平和と安定に対する揺るぎない支持を示したことに心から感謝し、以下のニュースリリースを発表した。
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台湾は世界各国との付き合いを望んでおり、台湾と世界各国の友好や相互交流が他国の干渉を受けるべきではないと考える。中国は最近故意に、台湾に対する軍事的脅威を高めている。これは明らかに国際秩序に対する挑戦であり、台湾海峡の現状変更を企て、地域の平和と安定に脅威を与え、ひいては国際運航や経済・貿易の往来にも深刻な影響を与えるものである。
台湾はインド太平洋地域における責任あるステークホルダーとして、これまでも台湾海峡の平和的現状を維持するために努力してきた。高まり続ける軍事的脅威に対して、中華民国政府は国家主権と安全を断固として守るだけでなく、国際社会に対して民主主義の台湾への支援を求める。台湾はこれからも近い理念を持つ国々と協力し、自由と民主主義の価値、そして国際秩序を守っていきたいと考えている。
「台湾海峡の平和及び安定の維持に関するG7外相声明」
https://www.state.gov/g7-foreign-ministers-statement-on-preserving-peace-and-stability-across-the-taiwan-strait/