2024/12/22

Taiwan Today

外交

蔡総統とパラオの大統領が会談、複数の協定締結に立ち会いも

2022/10/07
パラオ共和国のウィップス・Jr.大統領が台湾を訪問、蔡英文総統は6日午前に栄誉礼で訪問団一行を歓迎、午後には同大統領と会談し、両国の協定締結式に立ち会った。(総統府サイトより)
パラオ共和国のスランゲル・S・ウィップス・Jr.大統領が5日から台湾を訪問、蔡英文総統は6日午前に栄誉礼で訪問団一行を歓迎したのに続いて、午後には頼清徳副総統と共にウィップス・Jr.大統領と会談し、両国の協定締結セレモニーに立ち会った。
 
今回締結した協定(意向書)は「財政協力協定」など4件。まず「財政協力協定」には財政部(日本の財務省に相当)の蘇建栄部長(=大臣)とパラオのKaleb Udui, Jr.財務大臣が署名。「1978年のSTCW条約及びその改正案に基づく中華民国(台湾)の船員の乗船履歴、教育、訓練に関する文書をパラオ『国際船舶登記処』が認める協定」と「台湾・パラオ観光振興協力意向書」には交通部(日本の国土交通省に類似)の王国材部長(同)とパラオのグスタフ・アイタロー(Gustav Aitaro)国務大臣が署名した。そして呉釗燮外交部長(=外務大臣)とパラオのSteven Victor農業・漁業・環境大臣が「台湾・パラオ水産養殖発展協力意向書」に署名した。
 
今回の訪問団にはこのほか、人的資源・文化・観光・開発省のNgiraibelas Tmetuchl大臣、酋長会議(Council of Chiefs)のNgirturong John Sugiyama代表酋長、「社会及文化委員会(Social and Cultural Affairs Committee)」のVictoria N. Kanai主席らも参加しており、呉外交部長と黎倩儀駐パラオ大使、パラオのDavid Adams Orrukem駐中華民国大使の案内の下、総統府を訪れて蔡総統と会談した。総統府の李大維秘書長(官房長官に相当)も同席した。
 
 

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