2024/05/20

Taiwan Today

外交

ベリーズ首相夫人とセントビンセント・グレナディーン外務大臣が台湾で女性フォーラムに出席

2023/02/10
中華民国(台湾)と正式な国交を有する中米2カ国の女性リーダーが、14日から16日まで台北で行われる女性のための国際フォーラムに出席する。外交部は2人の来台を歓迎するとしている。(外交部フェイスブックより)
中華民国(台湾)と正式な国交を有する中米2カ国の女性リーダーが、14日から16日まで台北で行われるラテンアメリカ及びカリブ海地域女性エンパワーメント国際フォーラム(2023 Empower Women! Empower LAC! Forum)に出席する。
 
このほど外交部(日本の外務省に相当)の招きを受け来台するのは、中米ベリーズの首相夫人で、カリブ共同体元首配偶者アクションネットワーク(SCLAN)の議長を務めるロッサーナ・ブリセーニョ氏と、セントビンセント・グレナディーンの外務・貿易・地域統合・海外居住者大臣であるケイサル・ピーターズ氏。
 
外交部は国交樹立国2カ国の女性リーダー2人の来台を歓迎するとしている。2人はフォーラムでパネリストを務め、経済発展に対する女性参加の推進についてその経験や見解を発表する。また台湾滞在中には政府機関や民間団体とも交流し、台湾の政治経済の発展状況について理解を深めるとしている。
 
外交部は2021年から、ポストコロナ時代におけるラテンアメリカ及びカリブ海諸国の経済復興及び女性のエンパワーメント計画をスタート。国交樹立国政府や国際機関と協力し、職業訓練や融資保証の提供などを通じて、女性や若者、中小零細企業の就業や起業における競争力を高め、ポストコロナ時代における経済復興の促進に取り組んでいる。
 
国連が掲げる持続可能な開発目標に足並みを合わせ、国際社会に向けて台湾が国内外で進めるジェンダー平等及び女性の権利促進の成果を報告するため、外交部は財団法人国際合作発展基金会(ICDF)に委託して2月14日から16日まで、台北でラテンアメリカ及びカリブ海地域女性エンパワーメント国際フォーラムを開催し、国交樹立国及び友好国の女性リーダーや専門家を台湾に招き、世界を変え持続可能で公平な社会を構築するために努力したいとしている。
 
ベリーズ及びセントビンセント・グレナディーンはいずれも、ラテンアメリカ及びカリブ海地域における台湾の重要な国交樹立国である。台湾との友好関係は堅実で、長年にわたり国際機関への台湾の実質的な参与を支持しており、また平和で安定した両岸関係を支持するとしている。外交部は、ロッサーナ・ブリセーニョ氏とケイサル・ピーターズ氏が台湾で女性フォーラムに自ら出席することは、これらの国が台湾と理念を共有し、ともに経済復興への女性の参加を推進する意欲と努力を示すものだとしている。

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