2024/05/20

Taiwan Today

文化・社会

OECDの社会制度・ジェンダー指数(SIGI)、台湾は世界179か国中2位

2023/03/22
経済協力開発機構(OECD)が発表した2023年度版の社会制度・ジェンダー指数(SIGI)で、台湾は初めて調査対象となった。調査の結果、台湾のスコアは9で世界2位だった。(OECD公式サイトより)
経済協力開発機構(OECD)が発表した2023年度版の社会制度・ジェンダー指数(Social Institutions and Gender Index, SIGI)によると、調査対象となった世界179か国・地域のうち、台湾のスコアは9でイタリア、スペイン、スウェーデンと並んで世界2位だった。なお、1位はベルギー(スコア8)だった。
 
社会制度・ジェンダー指数(SIGI)とは、社会制度に潜む女性への差別要素に焦点を当てた国際指標で、(1)家庭内での差別、(2)身体の完全性への制限、(3)生産や財産権への制限、(4)市民権への制限の4つの要素を、19項目の指標、173の小項目で分析し、その国の法律、慣行、態度などを評価する(スコアが低いほど良い)。
 
台湾は今回、初めて調査対象に加えられた。台湾の合計スコアは9で、調査対象となった179か国・地域の平均スコア30や、OECD加盟国の平均スコア16、アジア諸国の平均スコア38をいずれも大きく上回った。
 
行政院性別平等処は、調査対象となった世界179か国・地域中、台湾がベルギーに次ぐ2位となったことは、官民一体となったジェンダー平等への取り組みが評価されたものであり、台湾が各方面でアジアへの影響力を発揮し、そして世界の手本となれるよう努力していきたいと述べている。
 
 

ランキング

新着