2024/05/20

Taiwan Today

外交

台湾・米国・ベリーズがジェンダーに基づく暴力に反対するGCTFワークショップ開催

2023/12/08
在ベリーズ中華民国大使館、在ベリーズ米国大使館、ベリーズ政府は6日、ジェンダーに基づく暴力への反対と司法へのアクセスをテーマとするGCTFワークショップをベリーズで開催した。写真は在ベリーズ中華民国大使館の徐儷文大使(右から5人目)、ベリーズ首相夫人のロッサーナ・ブリセーニョ氏(同4人目)、在ベリーズ米国大使館のMichelle Kwan大使(同3人目)、ベリーズ人材開発省のTanya Santos-Neal副大臣(同2人目)とワークショップに参加した講演者たち。(外交部)
在ベリーズ中華民国大使館、在ベリーズ米国大使館、ベリーズ政府は6日、ベリーズ最大の都市ベリーズシティで、ジェンダーに基づく暴力への反対と司法へのアクセス(Anti Gender-Based Violence and Access to Justice)をテーマとするGCTF(グローバル協力訓練枠組み)のワークショップを開催した。GCTFのワークショップをベリーズで開催するのはこれが初めて。ベリーズ政府は11月25日(女性に対する暴力撤廃の国際デー)から12月10日(人権デー)までの16日間にわたり「ジェンダーに基づく暴力に反対するキャンペーン(16 Days of Activism against Gender-Based Violence Campaign)」を全国で展開しており、このワークショップはその一環として行われた。
 
ワークショップには台湾の徐儷文駐ベリーズ大使、米国のMichelle Kwan駐ベリーズ大使、ベリーズの首相夫人で同国の「家族と子どもの発展担当特使」(Special Envoy for the Development of Families and Children)を務めるロッサーナ・ブリセーニョ(Rossana Briceño)氏が開会の挨拶を述べ、その後、米国のMichelle Kwan駐ベリーズ大使による座談会が開催された。台湾からも衛生福利部保護服務司の郭彩榕副司長(=副局長レベル)、台湾防暴聯盟の林美薰副理事長、米国の国務省でジェンダー平等政策の顧問を務めるWhitney Groves氏らがオンラインで参加し、台湾や米国の法体制や経験などを共有した。このワークショップにはベリーズ各界の代表約70人が参加し、白熱した議論が交わされた。また、オンラインでライブ配信も行われた。
 
GCTFは2015年6月、台湾と米国によって立ち上げられた対話の枠組み。その後、近い理念を持つ国々が各国の経験を共有し、キャパシティ・ビルディングを構築するための重要なプラットフォームに拡大。2021年以降は海外でもワークショップを開催しており、国際協力によってキャパシティ・ビルディングや価値共有の影響力を欧州、太平洋、ラテンアメリカ、カリブ海地域、東南アジア、南アジア、アフリカなどに拡大させている。
 
 

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