2024/07/02

Taiwan Today

政治

2025年の先住民族運動大会、高雄市で開催

2023/12/27
高雄市運動発展局の侯尊堯局長は、2025年全国原住民族運動会は、台湾各地から8,000人の先住民族選手が高雄に集結することから、選手たちが高雄で一堂に会することを歓迎するとの喜びを語った。(高雄市原住民事務委員会フェイスブック)

台湾先住民族による全国運動大会「2025年全国原住民族運動会」は、2025年3月21日から同24日まで、台湾南部・高雄市で開催されることが決まり、26日に大会運営準備室のお披露目記者会見が行われた。

高雄市の林欽栄副市長はあいさつで、「高雄では、2009年にワールドゲームズ、2015年に中華民国全国運動会、2019年に全国中等学校運動会など国内外の大会を開催した豊富な経験を持っていることが、運営準備のリソースとなっている。高雄市は台湾で唯一、16の先住民族が居住登録する都市で、各種族の多様な文化が融合し、他の都市の先住民族とは異なる特色を持っている。高雄市は大会の目標として『先住民族の運動競技能力強化、伝統文化の紹介、大会運営サービスの充実』を掲げた」と説明した

記者会見では大会のロゴマークのデザインとスローガンが発表された。「原聚TAKAO 湧動未來(高雄に集う 未来へ邁進)」をスローガンとし、高雄の頭文字Kを用いたロゴマークは、運動場のトラック、先住民族の伝統衣装に見られる菱形模様に、高雄の多様な種族の融合を表す色とスポーツの躍動感を表現した太い線と細い線を合わせた。これは、先住民族特有の勇敢さ、リズム、融合の精神を表している。

前回の同大会で2連覇を果たしたスローピッチソフトボールの代表およびオリンピック重量挙げ選手のブヌン族、高展宏選手が除幕式に出席した。選手たちは、ホームフィールドアドバンテージを生かして、高雄市に優勝旗が飾られるよう意気込む。

高雄市運動発展局の侯尊堯局長によると、開催まであと452日となる2025年大会は、台湾各地から8,000人の先住民族選手が高雄に集結する。侯尊堯局長は、高雄市の選手代表が予選から好成績を収めるよう期待し、好敵手が高雄で一堂に会することを歓迎するとの喜びを語った。

ランキング

新着