2024/06/30

Taiwan Today

政治

米ミシガン州の知事が訪台して同州の駐台オフィスを開設、外交部は「心から歓迎」

2024/03/06
米ミシガン州のグレッチェン・ウィットマー知事が訪台し、4日にはミシガン州駐台オフィスの開幕レセプションを開催した。外交部は同オフィスの開設に、「心からの歓迎の意」を表した。写真は呉釗燮外交部長(右)とウィットマー知事(左)。(外交部)
米ミシガン州のグレッチェン・ウィットマー(Gretchen Whitmer)知事が3日から5日まで代表団と共に台湾を訪問し、4日夜にはミシガン州駐台弁事処(Michigan Taiwan Office)の開幕レセプションを開催した。外交部(日本の外務省に相当)は同日プレスリリースを発表し、ウィットマー知事の来訪とミシガン州駐台弁事処の開設に対し、「心からの歓迎の意」を表した。
 
呉釗燮外交部長(=外務大臣)は招きに応じて同レセプションに出席し、ミシガン州は米国における自動車産業の要衝であること、一方台湾はミシガン州にとってアジアで5番目に大きい輸入相手で6番目に大きい輸出相手であること、そして半導体の製造や関連の産業で強みを持つことを挙げて、「台湾はミシガン州にとって緊密なサプライチェーンのパートナーになりうる」と述べた。そして、ミシガン州駐台弁事処の設置は双方の産業及び経済貿易面での交流を促す絶好のタイミングであるとの見方を示した。
 
ウィットマー知事は、台湾とミシガン州はそれぞれ半導体、自動車産業でどちらも世界をリードしており、双方がサプライチェーンのパートナーとしての関係を築くことは従来以上に重要になっていると指摘、同州が台湾に弁事処を設けることは経済貿易面での互いの関係と投資を大きく増進させるほか、教育と文化、学術研究や交流などでの協力拡大につながるとその狙いを説明した。
 
ウィットマー知事は現職のまま台湾を訪問(昨年9月)した初めてのミシガン州知事で、それから半年も経たないうちに二度目の訪問を果たした。外交部は、「双方の産官学の理解と協力を深め、台湾とミシガン州のハイテク産業に関するサプライチェーンの強化に寄与する」と評価した。
 
 

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