米国の対台湾窓口機関である米国在台協会（AIT）のローラ・ローゼンバーガー理事長が3月31日、米国務省東アジア・太平洋局のマイケル・ピニャテッロ上級顧問とともに台湾を訪問した。4月6日まで台湾に滞在し、台湾の政府高官、各省庁の官僚、各界のリーダーなどと会談し、台米の重要な議題について意見交換を行う。
2023年3月20日にAIT理事長に就任したローゼンバーガー氏が台湾を訪問するのは、理事長就任後5度目のことで、実際の行動をもって台米関係への関心の高さを示すことになる。
外交部は同日発表したニュースリリースで、ローゼンバーガー理事長らの訪台を歓迎した。また、「台米の堅実な友好関係を基礎とし、これからもローゼンバーガー理事長をはじめとする米国の関係者と緊密に連携し、台米の末永くかつ緊密、全方位的なパートナーシップを深化させたい」とするコメントを寄せた。