2024/10/06

Taiwan Today

外交

セントクリストファー・ネイビス議会、台湾の国際参加を支持する決議可決

2024/05/06
中華民国外交部は、党派を問わず、セントクリストファー・ネイビスの国民議会が、台湾の国際機関への参加を断固として支持していることを具体的に示しているとして、心から謝意を表した。(外交部)

セントクリストファー・ネイビスの国民議会は現地時間2日、台湾の国際組織参与を支持する決議を可決した。具体的には、国連(UN)、世界保健機関(WHO)、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)、国際刑事警察機構(INTERPOL)および国際民間航空機関(ICAO)への台湾の参加を支持するもの。中華民国外交部(日本の外務省に相当)は、党派を問わず、同国が台湾の国際機関への参加を断固として支持していることを具体的に示しているとして、心から謝意を表した。

同決議は、セントクリストファー・ネイビスの国民議会が、カリブ海地域の「フォルモサクラブ(親台湾派議員たちによる国際的な交流プラットフォーム)」のメンバーとして、両国の外交関係を重視し、双方が法治主義、民主主義、基本的人権など共通の価値観に基づいて、長年にわたり両国間の友好関係を深め続けてきたことを高く評価するもの。この決議はまた、台湾が国際組織へ参加する重要性とその貢献度を重視すべきだと強調している。それらには、世界における公衆衛生と防疫、気候変動とCO2排出実質ゼロに関する対策、国境を越えた犯罪の撲滅に向けた取り組み、国際航空運送の安全とガバナンスなどが含まれ、台湾の専門性を支持し、現実的かつ建設的な方法で国連などの国際機関に参加できるよう求めている。

セントクリストファー・ネイビス議会は昨年、台湾の要求を支持する決議を可決したのに継いで、今回再び台湾の国際参加を支持する友好的な決議を可決した。これは、両国の緊密な友好関係を十分に示している。台湾は今後も、様々な国際機関への参加を推進し、各分野で同国との協力を深め、両国の社会福祉向上に努め、国連の持続可能な開発目標を実行していく。

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