2024/06/26

Taiwan Today

政治

頼総統、三軍統帥として「海軍陸戦隊66旅団」を激励

2024/05/24
頼清徳総統が23日、初めて陸海空の三軍統帥として台湾北部・桃園市を拠点とする「海軍陸戦隊66旅団」を視察し、兵士たちが充実した訓練に精進するよう激励した。(総統府サイトより)
頼清徳総統が23日午後、初めて陸海空の三軍統帥として台湾北部・桃園市を拠点とする「海軍陸戦隊66旅」(「旅」=旅団)を視察し、兵士たちが充実した訓練に精進するよう激励した。頼総統は基地に到着するとまず部隊からの報告を受け、実戦装備を視察して部隊の戦備と勤務状況を確認。続けて兵士たちの生活施設や活動の状況を実地で視察した。
 
頼総統はその後兵士たちに向けて談話を発表、「自分は三軍統帥として国家と全国民の生命、財産の安全を守る責任がある」とし、兵士たちと共に国の安全を守り抜く決意を表明。さらに「今このとき、国際社会は民主主義の台湾に高度な関心を寄せている。外部からの挑戦と脅迫に向き合い、我々はこれからも自由民主の価値を防衛し、地域の平和と安定を守っていく」と述べた。
 
頼総統はまた、「66旅」が首都圏での機動的な配備、重要な目標を防護する任務を担うことに触れ、「攻防兼備の作戦能力を備えているほか、迅速に対処する能力も持つ」として、同部隊が国の安全を守る重要な機能の一部であることを指摘した。
 
頼総統は、「ここにいる兵士はみな勇猛精悍な海軍陸戦隊員であり、誇りと共に責任を負っている。諸君が充実した訓練に努め、各任務を全うすることを期待する。私はこれからも国防改革を推進し、国軍全体の戦力を高める」と述べると共に、兵士たちの環境や待遇の改善にも努める考えを示した。
 
最後に頼総統は、「共に努力し、民主主義の台湾防衛に向けた我々の決意を世界に示そう」と呼びかけた。
 
 

ランキング

新着