2024/07/02

Taiwan Today

外交

セントクリストファー・ネービスの首相夫妻らが訪台、外交部は「心から歓迎」

2024/06/24
セントクリストファー・ネービスのテレンス・ドリュー首相夫妻らが22日から台湾を訪問している。外交部は22日、プレスリリースを発表して一行を歓迎した。写真は空港で一行を出迎える林佳龍外交部長(左から6人目)。同7人目がドリュー首相。(外交部)
セントクリストファー・ネービスのドリュー首相夫妻らが22日から台湾を訪問している。外交部(日本の外務省に相当)は22日、プレスリリースを発表して一行を歓迎した。以下、プレスリリースの内容要約。
 
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セントクリストファー・ネービスのテレンス・ドリュー首相夫妻が我が国の招きに応じ、22日から26日まで台湾を公式訪問している。林佳龍外交部長(=外務大臣)は政府を代表して空港で一行を出迎え、心からの歓迎の意を表した。一行にはドリュー首相以下、夫人のDiani Prince-Drew氏、Denzil Douglas外務大臣、ネービス島政府の首長であるMark Brantley氏、Marcus Natta内閣官房長官、首相オフィスのNaeemah Hazelle次長、Frank Laws医療保健特使、国家広報処のBernice Matthew主任ら主要閣僚、自治体首長、連邦政府関係者が名を連ねている。
 
ドリュー氏が首相として台湾を訪問するのは2度目。今回は特に頼清徳総統の就任を待って訪台したことになる。ドリュー首相夫妻一行の来台に対する我が国の礼遇と重視を示すため、頼総統は栄誉礼を以って一行を歓迎し、「国宴」(国家元首主催の公式な宴会)を開いてもてなす。また、双方の協力及び共通の関心事について踏み込んだ意見交換を行う。ドリュー首相は滞在期間中、林外交部長と会談すると共に林部長による設宴で歓待を受ける。さらに台湾南部・高雄市訪問、ならびに我が国の経済と文化に関する施設の参観も予定されている。
 
我が国とセントクリストファー・ネービスは1983年の国交樹立以来、安定的かつ友好的な外交関係を維持している。セントクリストファー・ネービス政府は長年にわたって台湾の国際参与を揺らぐことなく支持。また同国国会は2年連続で、ドリュー首相自身の提案により、我が国の国連(UN)、世界保健機関(WHO)、国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)、国際刑事警察機構(INTERPOL)、国際民間航空機関(ICAO)など国際組織への参与を支持する決議を異議なし採決で可決、同国の台湾に対する超党派の友好的な立場を示している。このほか双方は医療、教育、観光、情報通信技術、女性のエンパワーメント、気候のレジリエンスと持続可能な開発などの分野で密接に協力。その優れた成果でセントクリストファー・ネービスの人々の暮らしと福祉の向上に貢献している。
 
 

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