2024/06/30

Taiwan Today

経済

台北国際食品見本市に農業部の「台湾パビリオン」、29日まで

2024/06/27
台北国際食品見本市(FOOD TAIPEI 2024)が26日に開幕した。参加企業数とブースの数はいずれも過去最多。農業部は会場で最大規模の「台湾パビリオン」を設置している。前列左から4人目が農業部の胡忠一政務次長。(農業部サイトより)
台北国際食品見本市(FOOD TAIPEI 2024)が台北南港第1&第2展示ホールで26日に開幕した。中華民国対外貿易発展協会(TAITRA、日本での名称は台湾貿易センター)によれば、今年は「未来食」、「SDGs食品」に注目、1,600社を超える企業が4,500個のブースで最新の食品などを展示する。参加企業数とブースの数はいずれも過去最多。また、今年は22の国が「国家パビリオン」形式で参加。とりわけチェコ共和国が初めて「チェコパビリオン」を設けていることが注目されている。
 
農業部(日本の農林水産省に相当)は今回、「『農』縮台湾味、邁向全世界」(台湾テイストを濃縮した農産物で全世界に向かう)をテーマにデザインした会場で最大規模の「台湾パビリオン」を設置。同パビリオンの5つの展示コーナーに企業92社が参加している。農業部はイベントを通じた売上金額として1.5億台湾元(約7億3,000万日本円)を見込んでいる。
 
農業部国際司(局)は26日、台北南港第2展示ホールで「台湾パビリオン」のオープニングセレモニーを実施。農業部の胡忠一政務次長(=副大臣)が立ち会う中、ドンキ・ホーテへのサプライヤーである日本の株式会社エムエムワイと「台湾優良農産品発展協会」が販路拡大に向けた協力覚書を締結した。これにより台湾の農産物と日本の販路との結びつきを広げ、日本市場進出につなげるという。
 
 

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