2024/10/05

Taiwan Today

政治

交通部観光署、「台湾観光イベント㏌福岡・大阪・神戸」開催

2024/07/01
交通部観光署(日本の観光庁に相当)は、日本向けの観光プロモーションをさらに強化するため、6月27日から7月2日まで西日本の三大都市である福岡、大阪、神戸で台湾観光イベントを開催している。写真は福岡で行われた「台湾観光セミナーin福岡」の様子。(交通部観光署)
2024年第1四半期に台湾を訪れた日本人旅行客は延べ34万8,913人で、同時期の訪台外国人客のトップとなった。また、これは昨年同期と比べて155.92%の大幅成長となった。交通部観光署(日本の観光庁に相当)は、日本向けの観光プロモーションをさらに強化するため、6月27日から7月2日まで西日本の三大都市である福岡、大阪、神戸で台湾観光イベントを開催している。交通部観光署国際組の袁愷之副組長が台湾の地方自治体、同業者組合、旅行業者、旅館・ホテル業者、レジャー農場などの観光関連組織とともに日本を訪れている。
 
日本の国土交通省航空局の統計によると、2023年の関西国際空港と福岡空港の利用者はいずれも延べ2,000万人を超えた。これは日本全国の空港使用率の3位と4位となる。また、大阪府民のパスポート(旅券)取得率は47都道府県で3位と高い。こうしたことを踏まえて交通部観光署は今回、西日本市場に宣伝の重点を置くことを決めた。
 
交通部観光署は6月28日にまず福岡で「台湾観光セミナー」を開催。6月29日にはJR博多シティのイベントスペースと大阪・梅田のグランフロント大阪コングレコンベンションセンターで、30日は神戸のデュオこうべ「デュオドーム」で、それぞれ観光誘致イベントを実施したり旅博に台湾パビリオンを設置するなどして台湾観光プロモーションを行った。
 
そのうち6月28日に行った「台湾観光セミナーin福岡」では、日本の旅行業者に対して台湾の山・海・鉄道旅行に関する最新情報や観光資源を紹介したほか、夜の懇親会では台湾のシェフが腕を振るって台湾グルメの代表、小籠包を提供したり、台湾の虎劇団(W.H.O Theatre)によるディアボロ(中国コマ)のパフォーマンスが披露されたりした。セミナーには地元の旅行業者など100人以上が参加し、台湾の業者と商談や意見交換が活発に行われた。
 

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