2024/07/07

Taiwan Today

外交

林外交部長、マレーシアでの中華料理国際コンテストに参加する代表団に国旗授けて激励

2024/07/01
林佳龍外交部長(後列左から5人目)が6月28日、マレーシアでの国際料理コンテスト「Global Culinary Challenge Malaysia」に出場する台湾の代表チームに団旗を授けて激励した。(外交部)
「中華料理職人餐飲交流協会」、企業、大学からなる台湾の代表チームが1日、国際料理コンテストの第3回「Global Culinary Challenge Malaysia」に出場するためマレーシアに出発した。林佳龍外交部長(=外務大臣)は6月28日、外交部でチームの団長で監督を務める「中華料理職人餐飲交流協会」の陳宗佑理事長に団旗(国旗)を授けると共に、チームの無事の渡航と好成績を祈った。
 
林外交部長はあいさつの中で、「台湾は『宝の島』であり、『美食の王国』でもある。台湾の飲食文化は先住民族、閩南人、客家人、国民政府と共にやって来た人たち、『新住民』らによる異なる系統の料理、そして日本や欧米など様々な文化の影響を受けているのに加えて絶えず創意工夫を重ねており、豊かな背景を持つ。それは我々が世界とつながるための重要な架け橋であるほか、台湾をアピールしたり友人を作ったりするのに最高の方法だ」と語った。「閩南人」は中国福建省の南部にルーツを持つ人たちで台湾最大のエスニックグループ。「客家人」は台湾で二番目に大きいエスニックグループ。客家語を使い、独自の伝統、文化、生活様式を有している。かつて中国大陸の華北から南下し、華南地域に定住したとされる。「新住民」は台湾の人と結婚するなどして台湾に定住した外国籍・中国籍の人たち。
 
林外交部長は、コンテストに参加するメンバーたちがプレッシャーのかかる環境で好成績を挙げ、台湾に栄誉をもたらすよう激励。コンテストでは料理の腕前のほか、強靭なメンタルも必要になるとして、メンバーたちが台湾グルメの独特な魅力を存分に示してくれることに期待した。
 
「中華料理職人餐飲交流協会」の陳宗佑理事長は外交部の激励とサポートに感謝した上で、「美食で台湾のため栄誉を勝ち取る。今回は優勝して台湾の力を世界に示す」と話した。
 
「Global Culinary Challenge Malaysia」は2019年から行われている中華料理をテーマにした数少ない国際料理コンテストで、運営は世界司厨士協会連盟(World Association of Chefs Societies)。今回は11カ国からトップクラスの料理人400人以上が参加する。陳理事長が代表チームを組織して参加するのは5年ぶり。
 
 

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