2024/09/10

Taiwan Today

政治

ドイツのフォーリング・ウォールズ・ラボが台湾予選開催、優勝者はベルリンへ

2024/07/12
学生や若手研究者などが3分間で革新的なアイディアやビジネスモデルなどを発表するピッチコンテストであるドイツのフォーリング・ウォールズ・ラボ(Falling Walls Lab)が11日、台北市内で台湾予選を開催した。国立台湾大学電資学院の大学院生、陳怡孜さん(前列左から6人目)が抗生物質の薬剤耐性を解決する革新的なアイデアを披露し、書類審査を突破して台湾予選に参加した17人の中から優勝に輝いた。11月にベルリンで開かれる世界大会に台湾代表として出場する。(国家科学及技術委員会)
学生や若手研究者などが3分間で革新的なアイディアやビジネスモデルなどを発表するピッチコンテストであるドイツのフォーリング・ウォールズ・ラボ(Falling Walls Lab)が11日、台北市内で台湾予選を開催した。同団体が台湾予選を実施するのは5回目のこと。国家科学及技術委員会、ドイツのフリードリヒ・ナウマン財団(FNF)のグローバル・イノベーション・ハブ兼台北事務所、ドイツ学術交流会(DAAD)が共同開催した。
 
今年は17人の提案が書類審査を通過した。内訳は国立台湾大学、国立台北科技大学、私立淡江大学、私立中国医薬大学などに在籍する大学生及び大学院生。テーマは物理学、化学エンジニアリング、生物医学、疫学など多岐に及んだ。予選はすべて英語で行われ、参加者は科学、イノベーション、発展などの項目について、3分間で自分の研究内容を説明し、解決したい問題とソリューションについて明確に伝え、且つ審査委員による質疑にも対応した。台湾予選の審査委員はドイツの駐台機関の代表や学者・専門家らが務め、ブレークスルーの要素、関連性と影響力、ピッチの構成とパフォーマンスなどの項目でスコアを付け、当日のうちに上位3人を選出した。
 
そのうち予選で優勝した国立台湾大学電資学院の大学院生、陳怡孜さんが台湾を代表して、今年11月にドイツ・ベルリンで開催される世界大会に出場する。また、ベルリンで開催されるフォーリング・フォールズ・サイエンス・サミットにも出席し、世界各国から集まるサイエンス、ビジネス、政治分野のトップ人材たちと交流する。
 

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