2024/09/10

Taiwan Today

政治

頼総統、国防大学での研修のため訪台したスペイン語圏の将校らと面会

2024/07/12
頼清徳総統(前列中央)が11日、国防大学での研修のためスペイン語圏の各国から訪台した将校らと面会し、共同で地域の平和と安定の維持に努める考えを強調した。(総統府サイトより)
頼清徳総統が11日午前総統府で、国防大学での研修のためスペイン語圏の各国から訪台した将校(士官)らと面会した。総統府を訪れたのはベリーズ、グアテマラ、パラグアイ、チリ、エクアドル、メキシコ、ペルー、スペインの上級士官、警官、文官。頼総統はこれらの人たちが研修のためはるばる台湾にやって来たことを台湾の人々と国軍を代表して歓迎すると共に、「みなの到来は台湾への支持を示すばかりでなく、民主主義国の友情も深める」と語った。
 
頼総統は、「今回の研修内容は非常に充実している」とし、国防大学主催の基調講演6回のほか、政府機関や軍事基地、文化団体などへの訪問が予定されていることを説明。また、「この研修は台湾と友好国間の軍事及び安全保障分野における緊密な協力を象徴している」と指摘し、「現在、中共は地域の安定に対する脅威をエスカレートさせている。また台湾海峡及びその周辺地域のグレーゾーンへの侵入も日々増加している。これらはいずれも世界の民主主義に対する挑戦だ」と述べた。
 
頼総統は、総統と陸海空三軍の統帥である自分の使命は国家の生存と発展を確保し、全国民の生命と財産の安全を守ることだとした上で、研修参加者たちに向けて、引き続き国防力を強化し、民主主義国との連携を強め、共同で地域の平和と安定の維持に努めていく考えを強調した。
 
頼総統は、「この研修での交流を通じて台湾と各国との経験の共有がより多く行われることを期待する」と述べると共に、参加者が知恵を出し合い、衆知を集め、異なる角度から新たな知識を学ぶことで、それぞれの国の進歩と発展を促進出来るよう、そして世界の平和と安定を推進する重要な力となれるよう希望した。
 
 

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