2024/09/13

Taiwan Today

政治

林佳龍外交部長、仏革命記念日晩餐会に出席

2024/07/15
フランス在台協会が開催した「フランス革命記念日晩餐会」には、各界から400人以上が出席し、盛大で和やかな雰囲気が漂っていた。(中華民国外交部ニュースサイトより)

外交部(日本の外務省に相当)の林佳龍部長(外相)は12日夜、フランス在台協会(フランスの在中華民国大使館に相当)が開催した「フランス革命記念日晩餐会」に出席した。

林佳龍部長は、「中華民国政府を代表して、フランス政府および市民へ祝意を表する。台湾とフランスの関係は近年、日増しに発展している。2023年8月、エマニュエル・マクロン仏大統領によって交付された『7年国防計画法案(2024~2030年LPM)』は、台湾についても盛り込まれ、フランスが、台湾海峡を航行する権利を法律で守る世界初の主要国となった。フランス上院における台湾友好グループのメンバーは、この6年間で4倍となり、上院におけるインド太平洋地域との友好グループの中で、メンバー数最多となった。このことは、フランスの議会における台湾に対する超党派の支持を示している。また、台北駐フランス経済文化代表処(中華民国がフランスに置く大使館に相当)の呉志中代表とフランス在台協会のFranck Paris主任の尽力により、双方は経済、貿易、科学研究などの分野で目覚ましい成果と躍進を遂げた。今後も両国が交流と協力を深めていくよう期待している。間もなく開催するパリ五輪の成功を祈り、台湾とフランスの選手がメダルを獲得できるよう願っている」と語った。

一方、Paris主任は、台湾とフランスが、自由、民主主義、基本的人権などの共通する価値観に基づいて協力して前進し、経済、貿易、科学研究、人権、文化において実質的かつ緊密な協力関係を構築していると述べた。Paris主任はさらに、新型コロナウイルスの感染拡大や花蓮(台湾東部)で発生した大地震などの危機に直面した際の、台湾社会の豊かな民主主義パワーやレジリエンスを称え、問題解決に向けて、冷静に効率よく対処したことは称賛に値するとした。今後は両国が手を組み、AIの普及が加速する社会において、民主主義の価値を唱え、互いの強みを活用しながら、民主的で最先端のAI技術を擁する台湾を目指す。

晩餐会は盛大で活気にあふれ、外交使節団や政財界、文化芸術界からの多くの関係者ら400人以上が出席し、近年の台湾とフランスの緊密で深い友好関係を示す和やかな雰囲気の中、進められた。

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