2024/09/13

Taiwan Today

政治

タイが台湾を入国ビザ免除対象に追加、60日間の滞在が可能に

2024/07/15
タイ政府はきょう(15日)より、中華民国(台湾)旅券所持者に対して、ノービザによる入国で60日間のタイ滞在を認める。外交部は、これにより双方の各分野の交流・協力がより促進されると期待を寄せている。(外交部)
タイ政府は5月28日、タイ入国査証(ビザ)免除の対象国を、中華民国(台湾)を含む93か国に増やすことを発表した。これに続いてタイ政府は今月12日、この措置を7月15日より実施すると発表した。これにより中華民国(台湾)旅券(パスポート)所持者は、ノービザによる入国で60日間のタイ滞在が可能となった。
 
タイ政府は2023年11月10日から2024年5月10日までの半年間の暫定措置として、中華民国(台湾)国旅券所持者に対して、1回の入国につき30日以内の短期滞在であればビザの取得が不要となるノービザ措置(査証免除)を実施していた。また、今年5月7日の閣議で、この暫定措置をさらに6カ月間延長し、11月11日までとすることを決定していた。この暫定措置(ノービザ滞在30日間)は新たな措置(ノービザ滞在60日間)に取って代わられることになる。また、タイ政府が中止を発表しない限り、中華民国旅券所持者には新たな措置(ノービザ滞在60日間)が継続して適用されることになる。
 
中華民国(台湾)外交部はこの措置を歓迎するとともに、「国民の海外渡航の便宜を図ることは、外交部及びその在外公館が一貫して重視してきた業務である。しかも、タイはわが国が推進する『新南向政策』の主要なパートナーであり、国民が好んで訪れる海外旅行先の一つでもある。台湾とタイは経済・貿易、投資、観光、教育、農業などの領域で活発な交流がある。わが国の長期にわたる働きかけもあり、タイ政府はこのほど中華民国旅券所持者に対して上記のノービザ措置を適用することを決めた。これにより双方の各分野の交流・協力がより促進されるだろう」とするコメントを発表した。
 

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