2024年第35回国際生物学オリンピックがこのほどカザフスタン共和国アスタナで行われ、台湾を代表して参加した高校生4人が全員金メダルを獲得し、米国や中国と並び世界順位１位（金メダルの合計獲得数に基づく）となった。今年は世界81か国から324名が参加した。台湾を代表して参加した生徒とその個人成績は次のとおり。
台北市立建国高級中学/林威楽さん（個人成績11位）
台北市立建国高級中学/楊爵禧さん（個人成績12位）
台北市私立復興実験高級中学/李浩熏さん（個人成績16位）
台北市立建国高級中学/蔡紹騏さん（個人成績20位）
※高級中学は高校のこと
今回も台湾の大学教授20数名からなるグループが出場生徒の育成を担当した。今年は台湾全土179校、3,399人の高校生がエントリーし、一次予選、二次予選、最終予選キャンプ、決勝キャンプなど4段階の審査を経て最終的に4人の代表を選出した。台湾代表選手は7月5日にカザフスタンへ向けて出発し、約１週間にわたる競技を経て、13日午後5時より閉会式とメダル授与式が行われた。