中華民国(台湾)外交部が主催するショートフィルムコンペ第10回「全民潮台湾」の募集がきょう(16日)から始まる。締め切りは10月10日となる。外交部は「台湾の美しい物語を、動画を通して世界に伝えよう」と呼びかけている。
国籍・年齢不問で、ドキュメンタリー、ストーリー仕立て、アニメーションなど、さまざまな形式の動画を歓迎する。今年設置するのは従来の横型動画(3分間)部門と、最近流行りの縦型動画(1分間)部門の2つ。また、若いクリエーターの参加を奨励するため、学生の身分に限定した「学生特別奨(=賞)」を設ける。16作品に賞が与えられ、賞金総額は125万台湾元(約606万日本円)となる。内訳は以下のとおり。
【横型動画部門】
グランプリ(1名)
賞金25万台湾元(約121万日本円)
2等賞(2名)
賞金各12万台湾元(約58万日本円)
3等賞(3名)
賞金各8万台湾元(約38万日本円)
佳作(5名)
賞金各5万台湾元(約24万日本円)
【縦型動画部門】
グランプリ(1名)
賞金8万台湾元(約85万日本円)
2等賞(1名)賞金5万台湾元(約24万日本円)
3等賞(1名)賞金4万台湾元(約19万日本円)
学生特別賞(2名)
賞金各5万台湾元(約24万日本円)
過去9年間の開催で、このコンペに寄せられた動画は1,200作品以上に上る。また、すべての入賞作品に多言語字幕を付け、「潮台湾」公式YouTubeチャンネルや、「潮台湾」及び外交部のフェイスブック、インスタグラム、Threads、X(旧ツイッター)などのSNSで公開し、全世界に向けて発信している。外交部は、台湾の美しさをぜひ海外に向けて発信して欲しいと、国内外のクリエーターの参加を歓迎している。