2024/09/16

Taiwan Today

政治

蕭副総統が花蓮県の復興イベントで、「旅をして農産物など購入を」と呼びかけ

2024/07/19
蕭美琴副総統が18日、今年4月に大規模な地震被害の出た台湾東部・花蓮県を応援するイベントの記者会見に出席、国民及び外国人の花蓮旅行と関連の消費を促した。写真は即売会で商品を手に取る蕭副総統(中央)。(総統府サイトより)
蕭美琴副総統が18日午前、今年4月に大規模な地震被害の出た台湾東部・花蓮県を応援するイベントの記者会見に出席、国民及び外国人観光客の花蓮観光を促すと共に、実際の行動で同県の物品や農産物を支持することで震災後の花蓮県の再建と復興を後押ししようと呼びかけた。
 
このイベントは台北市内にある超高層ビル、台北101で行われ、蕭副総統はあいさつの中でまず、イベントを共同で行った台北101と農業部(日本の農林水産省に相当)に感謝。続けて4月3日の地震により花蓮県の産業がみな大きなダメージを受けていることに触れ、「初期の一部住宅やビルの損壊だけでなく、その後も様々な原因で花蓮県の観光業と消費が厳しい状態にある」と懸念した。
 
蕭副総統は夏休みが始まったことを指摘した上で、台湾各地の人たちや外国からの観光客が花蓮県を旅行し、共に現地の再建と復興を支えてくれるよう希望、そして花蓮県の優れた物品や農産物を多く買い入れるよう呼びかけた。蕭副総統は、台北101の張学舜董事長(会長)の行動力がこの非常に有意義なイベントを実現させたとして感謝、農業部との連携を通じて多くの生産者を結び付け、花蓮県の「美しさ」と「おいしさ」を一気に展示できたことを評価した。
 
最後に蕭副総統はイベントに参与した全ての人に感謝、この機会を大切にして台北101で花蓮県の農産物を買い求めるよう呼びかけ、「今このとき我々はみな花蓮人だ。同じ島に住む我々の運命は一つ。みなでがんばろう」と話した。
 
 

ランキング

新着