2024/09/16

Taiwan Today

政治

卓行政院長がパリ五輪の選手団を空港で見送る、開会式での旗手は戴資穎ら

2024/07/22
卓栄泰行政院長が19日、桃園国際空港でパリ五輪に向かう選手団を見送り、選手たちが国力のさらなる前進を示すことを願った。開会式での旗手はバドミントンの戴資穎選手らに。(行政院サイトより)
2024年の夏季オリンピック競技大会が26日にフランス・パリで開幕する。卓栄泰行政院長(=首相)は19日夜、台湾桃園国際空港で選手団の出発を見送り、政府も十分なバックアップ体制をとるとして、選手たちが国のため最高の栄誉を勝ち取り、台湾の国力のさらなる前進を全世界に示してくれることを希望した。
 
卓行政院長は空港で行われた出発式でスピーチを行い、選手たちの活躍と好成績、そして無事の帰国を願った。卓行政院長は、長年の夢だったオリンピック選手の出発式に参加出来たことを喜ぶと共に、オリンピックは全世界から注目される場で、国の求心力が最も高まるときでもあると指摘、「政府と国民を代表して選手たちを労い、祝い、応援できることを無類の栄誉に感じる」と述べた。
 
卓行政院長は、今回はバックアップの面でも従来より多くのことに取り組んでいるとし、医療サポート(メディカルトレーナー)、心理カウンセリング、栄養補給、行政サポートなどの面でいずれも一流のプロフェッショナルが選手団に随行することを説明した。また、後方支援の面でも政府が充実した体制を整えていることを明らかにし、「これも国民が政府に対して求めることだ」と話した。さらに選手団へのプレゼントとして用意した台湾固有種の野鳥・ヤマムスメをデザインしたストラップについて、「ヤマムスメは群れで暮らすこと、敏捷であることの特性がある。台湾の固有種でもあり、団結と高い運動能力、台湾の幸運を象徴している」と説明した。
 
19日に出発したのはテニスの謝政瀛コーチ、陸上競技の孫念祖コーチ、男子走り幅跳びの林昱堂選手、男子400mハードルの彭名揚選手、男子200mの楊俊瀚選手、陸上競技の蔡易達コーチ、曽孝生コーチ、競泳男子200mバタフライの王冠閎選手、女子200m個人メドレーの韓安齊選手、競泳の黄智勇コーチ、及び選手団本部と後方部隊のスタッフ合わせて41名。
 
2024年の夏季オリンピック競技大会開会式は26日夜にセーヌ川で行われる。教育部体育署は20日、開会式の入場行進では4度目のオリンピック出場で、東京大会のバドミントン女子シングルス銀メダリストである戴資穎選手と、初出場となるブレイキン男子の孫振選手が旗手を務めることを発表した。
 
 

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