2024/11/22

Taiwan Today

文化・社会

「台湾文化遺産国際フォーラム」開催、ICOMOSから専門家6人参加

2024/09/26
2024年「台湾文化遺産国際フォーラム」が25日と26日、1日半にわたって台大集思国際会議センター(台湾北部・台北市)で開催された。国連教育科学文化機関(UNESCO)傘下の国際記念物遺跡会議(ICOMOS)から専門家6人が参加した。(文化部)
台湾には多くの貴重な文化遺産がある。さまざまな理由により、これらを「世界遺産」として申請することができずにいるが、それでも海外の学者や専門家から高い関心が寄せられている。文化部の李遠部長(文化相)は25日、台北市内で開かれた2024年「台湾文化遺産国際フォーラム」で祝辞を述べ、世界各地から集まった専門家や学者を歓迎した。
 
2024年「台湾文化遺産国際フォーラム」は25日と26日、1日半にわたって台大集思国際会議センター(台湾北部・台北市)で開催された。李遠部長は、「地理的環境やその歴史によって、台湾には非常に特殊な景観が作られた。そこに世界でも最も多くの動物や植物が集まり、特殊な地質環境を生み出した。今回台湾を訪れた世界各地の専門家や学者らも、この豊かな宝物をぜひ一緒に感じてほしい」と呼びかけた。
 
文化部文化資産局の陳済民局長は、「台湾の文化遺産の保存の考え方ややり方は、一貫して国際水準に合致したものだ。短期間内に世界遺産を申請することは困難だが、海外の関連組織との連携を通じて彼らの経験や事例を学び、台湾の文化遺産の深みを増している。まずは万全の準備をしたい」と述べた。
 
今回のフォーラムには、国連教育科学文化機関(UNESCO)傘下の国際記念物遺跡会議(ICOMOS)から専門家6人が参加した。ICOMOSは世界遺産登録において重要な諮問機関であり、文化局文化資産局はICOMOSの専門家らと集中的に交流と対話を図ることで、台湾の文化遺産保存の国際協力ネットワークを強化を目指した。
 
 

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