米国のバイデン大統領が国連総会の一般討論演説で、台湾海峡の平和と安定を維持し、南シナ海における軍事的な脅迫活動に反対する立場を重ねて表明したことに対し、外交部(日本の外務省に相当)が26日、歓迎のコメントを発表した。以下、その内容要約。
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米国のバイデン大統領は24日(米東部時間)、第79回国連総会で演説し、台湾海峡の平和と安定を維持し、不公平な経済競争と南シナ海における軍事的な脅迫行動に反対する米国の揺るぎのない立場を改めて強調した。バイデン大統領はまた、米国は引き続きインド太平洋地域の盟友及び仲間とのネットワークを強化し、自由で開放的、安全かつ平和なインド太平洋地域を築いていくと述べた。
外交部はこれを歓迎すると共に、バイデン大統領が大統領任期において、台湾海峡の平和と安定を支持する立場を公に、そして繰り返し示していることに感謝する。バイデン大統領は過去1週間、米国とオーストラリア、ならびに米国と日本の首脳会談、そして国連総会での演説などの場でいずれも、台湾海峡とインド太平洋地域への高度な重視と揺るぎないコミットメントを表明して来た。我が国も米国をはじめとする理念の近い国々と引き続き協力し、台湾海峡と地域の平和、安定、繁栄を守っていく。