声明は、台湾海峡の平和と安定の重要性を再確認し、両岸問題の平和的解決を促した。さらに、武力や威圧によるあらゆる一方的な現状変更の試みに対する強い反対を表明し、南シナ海、東シナ海などの問題にも留意した。
これを受けて総統府の郭雅慧報道官は、「台湾海峡と地域の状況に関心を寄せ、それを重視している海外の盟友に謝意を表する。3カ国による共同声明は、台湾海峡の平和と安定が地域の問題を握る鍵となっているだけでなく、世界の平和と繁栄にも必要な要素だということを改めて示すものだ」と発言した。
一方、外交部(日本の外務省に相当)は、「台湾海峡の平和と安定、そしてインド太平洋地域の平和を共同で守るという確固たる立場を改めて公の場で表明した日本、米国、オーストラリアに心から感謝する。台湾は引き続き理念を同じくするパートナーと協力し、ルールに基づく国際秩序を守り、地域の平和、安定、繁栄の促進に努める」と表明した。