経済部(日本の経済産業省に相当)が認めた優良な台湾製品に付与される「台湾エクセレンス賞」(台湾精品奨)の授賞式が27日午後、南港第2展示ホールで行われた。今年は155社の286点の製品に「台湾エクセレンス」の称号が付与された。また、そのうち10点に最高栄誉の「金質奨」(=金賞)が、20点に「銀質奨」(=銀賞)が授与された。
授賞式には経済部の陳正祺政務次長(=副大臣)、経済部国際貿易署の戴婉蓉主任秘書、経済部の外郭団体である中華民国対外貿易発展協会(TAITRA、日本での名称は台湾貿易センター)の黄志芳董事長、各国の駐台使節、産官学関係者など500人近くが会場に集まった。
今年は155社、286点の製品に「台湾エクセレンス」の称号が贈られた。さまざまな分野の審査員が、研究・開発、デザイン、品質、マーケティングの4つの方面から厳正な審査を行った。その後、「金質奨」と「銀質奨」の審査が、米国、英国、ドイツ、日本、それに台湾の専門家によって行われた。その結果、宏碁智医股份有限公司、華碩電脳股份有限公司(ASUS)、巨大機械工業股份有限公司、明昌国際工業股份有限公司などの企業の製品10点に最高栄誉の「金質奨」が、そのほか20点に「銀質奨」が与えられた。
第33回「台湾エクセレンス賞」の受賞製品については以下のサイトを参照のこと。
https://www.taiwanexcellence.org/tw/award/2025winner/