2024/12/15

Taiwan Today

政治

国際ジュニア科学オリンピック、台湾代表6人全員金メダルの快挙

2024/12/13
16歳未満の中高生を対象とした2024年「第21回国際ジュニア科学オリンピック(IJSO)」がルーマニアで行われ、世界51か国・地域から303人が参加する中、台湾を代表して出場した生徒6人全員が金メダルを獲得、さらに実験でも1組が金メダルを獲得した。国別ランキング(生徒の総合成績を基準とする)は2位だった。(教育部)
16歳未満の中高生を対象とした2024年「第21回国際ジュニア科学オリンピック(International Junior Science Olympiad、IJSO)」がルーマニアで行われ、世界51か国・地域から303人が参加する中、台湾を代表して出場した生徒6人全員が金メダルを獲得、さらに実験でも1組が金メダルを獲得した。国別ランキング(生徒の総合成績を基準とする)は2位だった。
 
今年の国際ジュニア科学オリンピックに出場したのは台北市立建国高級中学(高校)の張庭溱さん、桃園市私立康萊爾国民中学の張凱全さん、台中市立台中第一高級中学の范奕揚さんと許庭睿さん、国立嘉義高級中学の王銓毅さん、国立台南第一高級中学の羅子堯さんの6人。そのうち台中市立台中第一高級中学の范奕揚さんの成績はとりわけ優秀で、化学部門と生物部門で1位となり、「最優秀理論賞」、「最高得点賞」などを獲得した。この消息を受けて教育部の鄭英耀部長は直ちに祝電を送り、生徒たちの努力が実を結び、台湾のために栄光を勝ち取ったことを喜んだ。
 
国際ジュニア科学オリンピックは青少年の科学に対する関心を育むことを目的に開催される、数学、物理、化学、生物、地球科学など科学に関連する分野を統合した国際コンテスト。台湾は2004年から参加し、これまでに金メダル103個、銀メダル17個、個人を対象とした実験部門の特別賞2個を獲得。チームを対象とした実験コンテストでは金メダル3個、銀メダル1個、銅メダル2個を獲得。また、最優秀理論賞13個、最高得点賞10個を獲得しており、国別ランキングでは12回も1位になっている。。
 
今年は台湾代表として6人の生徒を選抜した。国立台湾師範大学理学院の教員たちがトレーニングを行い、呂国棟教授、呂家栄教授、張永達教授、傅祖怡教授、教員の簡麗賢氏らがコーチ団を結成し、12月1日にルーマニアへ向けて出発。12月11日午後(台湾時間12日夜)に閉会式と授賞式が行われた。一行は国際的視野を広めるため、その後、トルコのイスタンブールを訪問し、12月16日に帰国する。
 

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