2024/12/24

Taiwan Today

政治

来月開催の米ハイテク見本市、台湾のスタートアップ72社が出展

2024/12/23
台湾がCES2025で主要テーマとする5分野。世界に台湾の底力をアピールし、台湾における産業のさらなる発展を願う。(国科会ニュースサイトより)
毎年1月に米国で開催される世界最大規模の電子機器見本市、「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)2025」に備えて、台湾の国家スタートアップチームが結成された。国家科学及技術委員会(国科会)のスタートアップの支援拠点「台湾科技新創基地(Taiwan Tech Arena、TTA)」は20日、CES2025事前記者会見を開催した。選ばれたスタートアップは72社で、1月に開催されるCES2025において、台湾スタートアップのハイテク力を披露する。
 
CES2025に出展する72社は、AI(人工知能)、デジタルヘルス、スマートシティ、サステナビリティ、自動車技術・先進モビリティーの5分野に関連する企業。そのうち最も多いのがスマートシティで全体の37%を占め、次いでAIが25%、デジタルヘルスが24%と続く。これは、台湾のスタートアップの技術力が多様で、革新的な側面と技術の優位性を示すのと同時に、先進的なAIアプリケーションが様々な業界に浸透していることがうかがえるものでもある。また、国科会によると、財団法人国家実験研究院(NARLabs)傘下の国家実験動物センター、鉅怡智慧(FaceHeart)、索特機械人(R2C2)の台湾の3つのスタートアップがCES2025イノベーションアワードを受賞した。
 
今年のTTAは、「台湾AIアイランド」をメインテーマに、主要な5分野をカラーブロックで紹介し、台湾のスタートアップの技術力をアピールする。世界のAI人材やスタートアップを台湾に誘致し、共に産業発展の新時代を創造する狙いだ。

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