中華民国国防部は、老朽化したF-5戦闘機の更新として米国からF-16戦闘機の改良型、F-16C/D戦闘機の購入を強く望んでいる。（中央社）
中華民国外交部は2日、プレスリリースを発表、「米連邦議会下院議員181名が1日（米東部時間）、連署の書簡をオバマ米大統領に送り、米政府が台湾関係法の定める義務に基づき、わが国へのF-16C/D戦闘機売却に速やかに同意し、台湾海峡の平和と安定を確保するよう促した」と明らかにした。外交部は、「今年5月26日に米上院議員45名が同様の書簡を送ったのに続き、米国が再び具体的行動で、わが国の国防上でのニーズをサポートしたものだ」と説明した。
連署した議員のうち共和党議員は118名、民主党議員は63名。下院外交委員会のイリアナ・ロス・レイティネン委員長、エルトン・ギャレグリー副委員長など、外交と軍事政策に関するリーダー格の議員ら、大物議員が名を連ねている。