2024/12/26

Taiwan Today

政治

馬総統が蒋渭水記念館設置を要望

2011/08/07
馬英九総統は5日、台湾文化協会の創設者である蒋渭水氏の没後80周年記念追悼会に参加し、蒋氏の記念館設立を要望した。 追悼会で、馬総統は1931年8月5日に41歳の若年で亡くなった蒋氏の台湾自治運動に対する貢献を称え、「蒋渭水記念館」が近い将来に設立されるのを希望していると述べた。「文化建設委員会が宜蘭の伝統芸術センターの演芸ホールを蒋渭水演芸ホールと改名するつもりだが、私は記念館の設立を望む」と馬総統は促した。蒋氏は宜蘭生まれである。 台湾文化協会は1921年10月17日に台北で結成され、会長は林献堂であったが、事実上のリーダーは蒋氏で、インドのガンジーの無抵抗主義に従い、台湾の自治運動を指導したのであった。 蒋氏は「同胞、団結せよ。団結は力になる」を運動のモットーにした。馬総統はそのモットーを自分のモットーとしてオフィスの入り口に掲げていて、常に自分を励ましている。 今年百歳になった蒋氏の長男松輝さんは席上で家族を代表して父親を高く評価した馬総統に感謝の意を表した。 追悼会の主催者の一人である台湾研究基金会の黄煌雄会長は例年の追悼会には総統と野党主席が同席参加するが、民進党の蔡英文主席が参加できなかったことを残念がった。 蔡主席は最初参加すると決めたが、最終的には台湾オペラ団を参観訪問し、結局追悼会に参加しなかった。 (2011/08/06 フォーカス台湾)

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