2024/12/27

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外交

中華民国外交史料特別展、故宮博物院で開催

2011/08/09
中華民国外交史料展が9日から故宮博物院で開かれる。80余点の条約や地図など貴重な資料で中華民国の外交の重要な道程を紹介する。(中央社)
外交部は中華民国建国百年を祝うため、9日より来年2月6日まで、国立故宮博物院と共同で、「百年の伝承で活路を見出す-中華民国外交史料特展」を開催する。 展示の五大主軸は、 ①最も古い不平等条約である「中英江寧条約」(1842年、通称「南京条約」)、調印国が最も多く賠償金も最大の「辛丑和約」(1901年、「北京議定書」)など、清朝による25点を紹介する「歴史の鑑」。 ②1921年にドイツと結んだ「中徳協約」、1940年代にアメリカやイギリスなどと結んだ平等新約23点を展示する「平等の追求」。 ③「馬関条約」(下関条約)、「カイロ宣言」、「ポツダム宣言」、「中日和約」(日華平和条約)の実物4点の「台湾の祖国復帰」。 ④中華民国の国連会員資格維持を20年助けた「控蘇案」(中華民国がソ連の条約違反を国連に訴えた案)ファイル、中華民国の安全保障や各国との実質的な関係、ならびに経済貿易分野での外交や国際的な人権及び医療問題への参与に関わる文書、1950年代の「中美共同防御条約」(米華共同防衛条約)など20点による「活路の探求」。 ⑤「総理各国事務部門」の設置公布文、中華民国の初代外交部総長、王寵恵氏の委任状、及び現職の楊進添外交部長への任命令などの「外交の伝承」。 外交部はあわせて、「中華民国外交部が保存する清朝による条約、協定一覧表」、「中華民国歴代外交首長年表」、「中華民国国民がビザ無しで、もしくはランディングビザ方式で訪問可能な国・地域」の三つの表を展示するという。

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