2024/12/27

Taiwan Today

観光

中国大陸の旅客受け入れ3年、収入2千億台湾元に

2011/08/12
中華民国総統府の前で記念写真を撮る中国大陸からの観光客。今年は個人旅行の受け入れも解禁した。(中央社ニュースサイトより)
中華民国台湾では2008年7月に、一般の中国大陸住民の観光旅行受け入れを開始しており、3年余りが経ったことになる。交通部観光局の統計によると、今月1日から9日までに台湾にやってきた中国大陸の観光旅行団の人数は1日当たり延べ3228人、昨年8月は1日当たり延べ2484人だった。一般の中国大陸住民を台湾が受け入れる上限人数は当初の、毎日1千人から3千人へと拡大、今年はさらに4千人へと増やされている。 観光局によると、中国大陸からの観光ツアーは過去3年で2000億台湾元(日本円約5340億円)に相当する外貨観光収入を台湾にもたらしている。昨年だけで、中国大陸からの旅客が台湾でクレジットカードを利用して消費した金額は120億台湾元(日本円約320億円)を超えた。中国大陸住民の台湾旅行ブームは台湾におけるホテル投資も促しており、投資金額は1808億台湾元(日本円約4830億円)に達した。新たに建設されたホテルは286軒、設備のリニューアルを行ったホテルは367軒、2015年までに完成する予定のホテルは47軒。 中国大陸からの団体旅行客の人数動向は、今年5月が1日当たり延べ3468人、6月は2344人と減ったものの、7月には2736人と再び増加している。

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